福岡・博多の豆知識 第4弾
福岡・博多の豆知識 第4弾
福岡で生まれる美味しい野菜や果物
九州一の大都市でありながら自然に恵まれた福岡市。食べ物が美味しいまちとして知られていますが、その秘密は新鮮な食材にあります。
ビルが建ち並ぶ都心からは想像できませんが、福岡市内には田んぼや畑も多く、さまざまな農産物が作られているのです。
住宅街や道路沿いなど、意外な場所に農地を見かけることがあるはずです。
福岡の代表的な野菜のひとつは、これからの季節に鍋の素材として大活躍する春菊。
独特の風味と香りが人気で、福岡市内で生産された博多春菊は食べやすいと評判です。
また薬味に欠かせない博多万能ネギは全国的にも人気が高く、1年中栽培されています。
博多のお正月に欠かせない伝統野菜のかつお菜や、ビタミン・ミネラルが豊富なブロッコリーなど、栽培されている野菜の種類はとても豊富です。
果物で忘れてならないのが福岡を代表するいちごの「あまおう」。
「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字をとって名づけられただけに、大粒で甘いのが特徴。その美味しさから、誕生するとあっという間に全国区の人気となり、いまや海外にも輸出されるようになっています。
また柑橘類も多く作られていますが、最近注目を集めているのが能古島特産のニューサンマーオレンジ。
さわやかな甘さと控えめな酸味で、すでにブランド果物として人気があります。
「あまおう」を使った「あまおうリキュール」や、規格外の玉ねぎを利用して開発された万能ソース「博多炒めもんソース」など、福岡産の素材を使ったさまざまな商品も登場しています。
市内には農産物が購入できる直売所や朝市もあちこちにあるので、ぜひ新鮮で美味しい野菜や果物を味わってください。