意外と知らない!マンスリーマンションにも種類がある!?
意外と知らない!マンスリーマンションにも種類がある!?
全国各地にはたくさんのマンスリーマンションがありますが、いくつかの種類があることをご存知でしょうか。
単身赴任や出張などで度々利用されている方であっても、種類があることをご存知でないことが多いと思います。
そこで、今回はマンスリーマンションの種類とそれぞれの特徴を詳しく説明します。
マンスリーマンションの種類と特徴
1.空室活用型
「空室活用型」は一般的な賃貸マンションの空き部屋を、マンスリーマンションとして活用しているタイプです。
同じ建物(賃貸マンション)内に一般賃貸されている方も住んでいたり、マンスリーマンション契約されている方が住んでいたなど、契約や住人のタイプが異なるのが大きな特徴です。
ただ、元々賃貸物件であるため、家具や家電といった生活に必要な設備が整っていなかったり、不十分であったりすることも。
マンスリーマンションなのに入居契約後、自分で用意しなければならない場合もあるため、契約前にしっかり確認しておくことが大切です。
2.分譲型
「分譲型」は空室活用型とよく似ています。
分譲型は分譲マンションとして建てられたもので、基本的には販売用のマンションとなっています。
分譲マンションは好立地に建っていることが多く、建物や部屋の内装も豪華な場合が多いのが特徴です。
設備的には充実しているものの、生活に必要な家具や家電が整っていないことが多いため、自分で用意しなくてはなりません。
分譲型はマンスリーマンションの中でも高級物件として扱われていることが多いので、賃料がやや高めに設定されていると言ってよいでしょう。
3.専業型
「専業型」はマンスリーマンションを経営するために建てられた専用のマンションです。
最初からマンスリーマンションとして建てられているため、家具家電など生活に必要な設備が充実しているのが特徴です。
出張や旅行など短期間だけ利用したい方におすすめのタイプです。
4.ホテル型
「ホテル型」はビジネスホテルとマンスリーマンション双方の良さを兼ね備えたタイプのマンションです。
セキュリティが万全でビジネスホテルのようなランドリーサービスや食事サービスなどがあるのが特徴です。
物件によってはコンシェルジュが常駐しているので、本当にホテルに滞在しているかのような錯覚を覚えます。
ただし、ビジネスホテルのようにベッドメイキングのサービスはありません。
料金が高いため自炊をあまりしない方や短期滞在の方に向いています。
まとめ
このように、ひと言でマンスリーマンションといっても、4つの種類があることから、それぞれマンションの設備や居住空間に違いがあります。
自分の利用目的・滞在目的に合ったマンスリーマンションを選ばないと「居心地が悪い」「余計なお金がかかってしまった」なんてことになりかねません。
マンスリーマンションは不動産賃借業として「定期借家契約」に基づいて運営されている物件と、ホテル業として「長期宿泊」の形態で運営されている物件が混在しています。
利用する方にそれを判断するのはとても難しいことです。
そもそも利用者は「便利」「居心地が良い」ことを求めてマンスリーマンションを選んでいることが多いので、自分が気に入った物件に入居できればあまり問題ないことだと思います。
ぜひみなさまもニーズに合ったタイプをお選びください。