女性が大阪でマンスリーマンション・賃貸物件を選ぶポイントとは?【大阪の治安やライフスタイル編】
女性がマンスリーマンション・賃貸物件を選ぶポイントとは?【大阪の治安やライフスタイル編】
新学期や年度始めを迎え、大阪に転勤が決まった! 就職が決まった! あるいは長期滞在して観光する! などの理由で、大阪にマンスリーマンションや一般のマンション・アパートなどの賃貸物件を探される女性の方も多いと思います。 ただ、「大阪に初めて住む」という場合、女性がどういうところに住めばいいのか、一般的に気を付けること以外に、どんな点に気を付けて選べば良いかがわからないですよね? この記事では、女性が大阪のマンスリーマンションなど賃貸物件を探す際、どういうところに気を付ければ良いのか、ポイントをわかりやすく解説していきます。大阪の治安はどこが良くてどこが悪い?
女性が一人暮らしをする時には、何と言っても治安の良さが大切です。 ビジネス街や繁華街に近いエリアは、仕事や飲み会で帰りが遅くなった時などには便利ですが、どうしても夜遅くまで騒がしく、治安が悪くなりがちです。 住環境としては、やはり静かで落ち着いたエリアだと安心できます。 ここでは、地区による治安の違いをお伝えします。帝塚山・谷町、上町台地(清水谷・玉造・四天王寺)エリア
高級住宅街として有名な帝塚山、谷町、上町台地は、大阪市内でも特に人気があります。 中でも大阪市の中東部に位置し、中央区・天王寺区・阿倍野区・住吉区にまたがる「上町台地」と呼ばれるエリアは、長年大阪に住んでいる人からも憧れの地域として、知名度が高い地域です。お洒落な雑貨屋さんやカフェなどの飲食店も多く、若者からの人気も高い街となっています。城東区・東成区(新森古市、蒲生、野江、関目、深江橋エリア)
城東区は、大阪市内東部に位置し、大阪メトロ長堀鶴見緑地沿線や京阪電鉄沿線で通勤・通学する人たちのベッドタウンです。 交通の便が良く、近年はタワーマンションや分譲マンションの建設が続き、人口密度は高めのエリアだと言えます。一方で、人口当たりの犯罪率が低く、ひったくりや痴漢などの犯罪が少ないことで知られています。 特に、今里筋線の新森古市駅周辺は公園や寺院が近く、たいへん静かで落ち着いた雰囲気です。また、蒲生四丁目駅周辺も、国道1号線など大通り沿いは夜でも明るく、女性ひとりでも安心して歩けます。野江・関目エリアも、静かな住宅街が多くおすすめです。 東成区の中央線・深江橋駅周辺は、公園や学校、寺院などがあり、たいへん静かで落ち着いた雰囲気です。 昔ながらのレトロな雰囲気の街並みで、ファミリー層も多い鳴野駅周辺や野江駅・関目駅周辺も、女性に安心なエリアです。天満橋・北浜エリア
大阪の中心部でビジネス街が広がる天満橋・北浜エリアは、交通の便が良く、スーパーやショッピングモール、コンビニ、飲食店などが多く、女性の一人歩きでも安心です。 一人暮らしで外食中心の方には嬉しいですね。昼間はオフィスワーカーで賑やかですが、夜は比較的静かだと言えるでしょう。ただし、大通りや深夜営業している飲食店の近くは、騒音が気になるかもしれません。此花エリア
此花区と言えば、ユニバーサルスタジオジャパンが有名です。周辺には工場や会社がたくさん立ち並んでいます。 夜は電車の本数が少なく、街灯も多くないため路地に入ると暗く感じます。大型スーパーなど、ファミリー層や女性向けの店舗はあまりありません。大正エリア
環状線の大正駅以外には、鉄道の駅がありません。そのため、もし大正駅から離れた場所に住む場合は、バスか自転車を使う必要があります。 駅前や大きな商店街には街灯がありますが、駅から離れると街灯が少なく暗いので、夜に女性の一人歩きは避けるのが無難でしょう。「割れ窓理論」とは?マンションの外観から治安を判断する方法
「割れ窓理論」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? これは環境犯罪学の有名な理論で、「ブロークンウインドウ理論」とも呼ばれます。 割れた窓を修理せずにそのまま放置していると、他の窓も割られやすくなります。 また、ゴミだらけで汚れている場所には、ゴミが捨てられやすくなる傾向が見られます。 逆に、いつも環境が綺麗に整えられている場所では、犯罪や風紀の乱れが起きにくいという人間の心理を利用することで、街の防犯に応用するという考え方です。 ニューヨークなど海外の大都市や、ディズニーランドでも効果があった理論として注目されています。 この割れ窓理論は、お部屋探しにおいても応用できます。 たとえば、エントランス付近や集合ポストにチラシがたくさん落ちていたり、共用部に不法投棄されたゴミが置かれていたままになっていたりする物件は、住人のマナーが悪いことを物語っています。 やがて、入居者どうしのトラブルや地域での犯罪など、治安の悪化に繋がっていく可能性もあるので要注意です。 物件の下見をする時には、共用部がきれいに清掃されているか、しっかりとチェックすることをおすすめします。「ガチャ飲み」などグルメで人気、イメージアップしている西成
西成エリアは、ひと昔前は「ディープなおっちゃん達が集まる街」という偏ったイメージで語られがちでしたが、特に、天下茶屋駅周辺は「安飲みの聖地」として人気急上昇中です。 あの人気ドラマ『半沢直樹』のロケ地にもなった「足立酒店」など、1000円程度で楽しめる「せんべろ」のお店が集まっています。 ここ数年の間で、若者のセンスと個性があふれる飲食店がずいぶん増えてきています。 このエリアでハシゴ酒をすることは「ガチャ飲み」と呼ばれ、テレビのバラエティー番組でも取り上げられる人気ぶり。最近では、若い女の子の姿も多く見かけるようになりました。 また、昭和のレトロな雰囲気が漂う萩ノ茶屋では、2018年1月、彗星のごとく登場したオシャレなビアカフェバー『Ravitaillement(アビタイユモン)』が話題を集めています。 花園北本通会商店街の一角に位置する、スタイリッシュな外観のこちらのお店では、朝からクラフトビールを楽しむことができます。ビール好きの地元民はもちろん、外国人のバックパッカーなども訪れる人気スポットとなっています。 「西成ライオットエール」「新世界ニューロマンサー」など、店内のビールは全て『Derailleur Brew Works(ディレイラブリューワークス)』という醸造所で製造されているもの。 2018年に初めてのビールがリリースされてすぐに、「インターナショナルビアカップ2018」で受賞の快挙を遂げるなど、新進気鋭のブリュワリーです。醸造所はお店から100メートルほどの距離にあるので、希望者は見学もできます。 ちなみに、店名の『Ravitaillement(アビタイユモン)』は、フランス語で「補給地点」を意味しています。スパイスの効いた「西成ライオットから揚げ(通称:ライから)」をおつまみに、明るい時間から飲むビールで、しっかりエネルギー補給できます。 昔は確かにイメージが悪かった西成エリアですが、年々イメージが良くなってきています。 百聞は一見に如かず。ぜひ、現地のエネルギッシュな熱気を感じてみてください。オートロックは定石だが、オートロックさえあればいいというわけではない
女性が一人暮らしをする上で、オートロックは定石といえるポイントですが、実はオートロックがあるだけでは安全とは言い切れません。
たとえば、塀や共用廊下の壁が低い物件の場合だと、簡単に敷地内に入れてしまいます。
あるいは、玄関はしっかりしているのに、裏口などから入れてしまうパターンもあります。
3階以上の部屋に住むことで、こうしたリスクを減らすことができます。
また、住人の出入りに付いて行くというのも、よくあるパターンですね。
宅配便の運送業者や、お寿司・ピザなどのデリバリー業者を装って解錠させるという手口も、決して珍しいことではありません。
こういった時は、忘れ物をしたふりをする、携帯電話で通話を始める、「お先にどうぞ」と声をかけて相手に先に行動させる、などのアクションを取り、出入りのタイミングをずらすのが有効です。
さらには、自動ドアの内側にあるセンサーを誤作動させて侵入するという手口もあります。
ちょうどセンサーの下に人が立つことによってドアが開くため、異物をドアに差し込んで動かすと、オートロックがいとも簡単に開けられてしまう可能性があるのです。