2023.12.06 奈良の食について! 奈良の食について! 奈良のブランドいちご「古都華」 平均糖度12~13度と一般的ないちごよりも甘く、どこを食べても水っぽさがない“味の濃さ”が特徴のいちごです。実は大粒でしっかりとした歯ごたえがあり、果皮は全体的にツヤのある濃いルビー色で、その美しさはまるで宝石のよう。一番おいしいのは、やはり摘み立てです。ぜひ直売所を訪れて、どこよりもフレッシュな古都華を味わってみてください。 油揚げとの煮浸しにぴったり大和伝統野菜「大和まな」 古事記に記述がある“菘”がルーツの「大和まな」は、県内で最も古い野菜のひとつです。以前は、収穫後すぐに葉が黄色く変色するという特徴から、自家消費にとどまっていましたが、平成21年に変色しにくい新品種が発表され、市場に出回りやすくなりました。旬は11~2月。ぜひ一度味わってみませんか。 伝統の味を受け継ぐ大和伝統野菜「大和きくな」 大安寺地区で生産されている「大和きくな」。大きくて切れ込みが深い葉と、食感のやわらかさ、やさしい香りが特徴です。種や苗を買って栽培するのではなく、自分できくなの花を咲かせて種をとる「自家採種」を毎年行うことで、伝統の味を守っています。冬が旬の大和きくなをぜひ味わってみてください。 お正月にはかかせない大和伝統野菜「祝だいこん」 奈良市では正月の雑煮用に、大和伝統野菜の「祝だいこん」が作られています。「細く長い」形状と、輪切りにしたときの「まん丸」な切り口が、家庭円満につながることから、名付けられたと言われています。出荷時期は12月のみ。ぜひ、祝だいこんを使った雑煮で、新年を迎えてみませんか。 奈良しゅわボールを奈良のブランドへ! 市食育ネット参加団体の泉屋は、奈良の農産物にこだわった商品開発を積極的に行っています。例えば、奈良のブランド苺「古都華」を使用したワインやサイダーの開発。また、奈良のお米にこだわる県内5つの酒蔵で「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」を立ち上げ、「奈良の夏冷酒/奈良のふゆ酒(日本酒)」の開発を行いました。