堺の風景について!
堺の風景について!
椿の井戸
堺市出身の有名人といえば、千利休もその一人。 彼にゆかりのある場所として阪堺線の宿院駅付近、さかい利晶の杜の東側に「千利休屋敷跡」があり、敷地の奥には椿井と呼 ばれる井戸があります。
名前の由来には二説あります。井戸の水を澄ますために椿の炭を底に沈める習いがあったという説と、利休が茶の湯の師匠・紹鴎の許から持ち帰った椿の一枝を井戸のほとりに挿すと見事に白い大輪の花を咲かせたという説です。井戸を囲んでいる屋形は京都・大徳寺山門の古い部材で建てられたものです。
旧天王貯水池
けやき通りの一角に、凱旋門風の趣ある建造物を目にすることができます。この煉瓦造りの建造物は、旧天王貯水池の正面入口です。 旧天王貯水池は1910(明治43)年に建設され、約半世紀にわたり市民に飲料水を供給しました。その後、役目を終えた貯水池は取り壊しの危機にさらされたこともありましたが、優れたデザインや施工技術等が高く評価され、2001(平成13)年に国の登録有形文化財に指定されました。 内部は通常非公開ですが、けやき通りまちづくりの会主催で一般公開やライトアップ等を行い、地域の活性化にも活用されています。一般公開ではきれいなアーチ型の通路(画像)や、まだ水の残る貯水槽を見ることができます。諏訪ノ森駅のステンドグラス
前回、南海電気鉄道浜寺公園駅の駅舎をご紹介しました。実はそのお隣、「諏訪ノ森駅」の西側駅舎も国の登録有形文化財なのです。まもなく建造100周年を迎えようとする、歴史ある駅舎です。
西側駅舎は1919(大正8)年に造られました。改札部分の柱や待合せ室のベンチに当時の特徴あるデザインが残り、駅舎正面上部にはステンドグラスがはめ込まれています。松林と白砂の向こうに海原が続き、彼方に見えるのは淡路島。多くの歌人に詠まれた、浜寺の風景です。
浜寺公園駅の駅舎
以前、このコラムでご紹介した大浜の旧堺燈台をはじめ、堺市には歴史的建造物が数多く所在します。 南海電気鉄道「浜寺公園駅」の駅舎もそのひとつ。 1907(明治40)年に建てられ、現在では国の登録有形文化財に登録されています。
この駅舎は、日本銀行本店や東京駅などを手掛けた明治・大正期の建築の大家、辰野金吾らによって設計されました。 柱や梁が見えるハーフティンバー様式の木造建築。 左右対称の外観と正面のとっくり形の柱が特徴的なデザインは、当時より高く評価されてきました。 現在でも多くの人々に利用されています。
一世紀以上にもわたり親しまれてきた浜寺公園駅駅舎。 いつまでも大切にしたい堺の風景です。
堺大魚夜市
毎年7月31日に行われる堺大魚夜市は、鎌倉時代から現在まで続く堺の代表的な夏の風物詩です。
堺が漁港として大変栄えていた頃、海の神様・漁業の神様と言われた住吉大社の夏越祓神事(なごしのはらえしんじ)の神輿渡御祭(みこしとぎょさい)にあたり、漁師たちが魚を奉納していました。その際魚市が立ったことが、堺大魚夜市の起源だと言われています。
まとめ
堺市には様々な風景がございます!
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◆CS堺シャルマン
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