仕事ができる人の特徴
仕事ができる人の特徴
大手企業のコンサルティングや社内の人材育成をしている中で感じる「仕事ができる人」の特徴を4つピックアップしました。若手の人はこれを意識するだけでワンランク上の人材になれると思うので、ぜひ意識してみてください。
他責にしない
仕事ができる人は他責にしません。何か問題が起こったとしても、基本的には自責で考えます。ただし、この自責というのは自分を責めるということではなく、自分たちの問題として、問題に向き合うことです。そして大事なのは、誰かのせいにするのではなく、仕事の進め方(プロセス)に問題がなかったかを検証します。
例えばAさんがエクセルの作業でミスをしたとして、Aさんの能力のせいにするのではなく、作業内容をチェックするプロセスが整備されていないとか、エクセルに誤りをチェックする仕組みを入れられていなかったとか、できる人はその作業プロセス上の問題に目を向けます。
そうすることで、属人的な解決策にならないですし、問題解決の基礎思考も身につけることができます。
速い > 正確
これは業務内容によリますが、特に企画等の答えがない仕事については、正確さよりも速さがモノを言います。10%、20%の出来で良いから早く上長に確認する。それにより作業の方向性をすり合わせられ、結果良いアウトプットが速く出せるようになります。よく、「まだ話せる状態にない」とビビって躊躇する人がいますが、事態を悪化させるだけなので、スピードを意識するようにしましょう。もちろん、何の考えもなしに上長に突撃するのは良くないですが、じゃあどうするかというと、次に言う仮説思考が必要になってきます。
仮説思考
仕事ができる人は仮説思考です。仮説とは、『証明されていないが現時点で最も答えに近いと思われる答え』のことです。検討の速い段階で仮説を持つことで問題解決のスピードを向上させることができます。そして、この仮説を立てる上で必要となる根拠は何かということも合わせて持ってください。そうすることで、上長と話す上でも何故その仮説に至ったのか、仮説を証明にするには何を調べれば良いのかという会話ができるようになります。「どうすれば良いかわかりません」という人より、「〜という仮説があって、これを証明するために〜を調べようと思います」と言ってくる人の方が上長もありがたいのです。上長も答えを持っていると思うことなく、自分の仮説をぶつけてみることが大事です。
見た目に気を配る
仕事ができる人は見た目にも気を配っています。ボサボサの髪、伸びっぱなしの爪、だらなしない服装、口臭は相手を不快にさせるだけで、要らないマイナスポイントを与えてしまうので、絶対に避けましょう。もったいないです。また、見た目に気を配ることで、自分に自信が持てた気になれます。これは別の記事で語ろうと思うのですが、自信を持つことは難しいですが、自信があるフリをするのはハードルが低いです。自信の現れは相手にも安心感を与えますので、見た目に気を配ることは安心感を与えることにもつながります。