2023.03.31 マンスリーマンションで起こりやすいトラブルについて マンスリーマンションで起こりやすいトラブルについて マンスリーマンションは、月単位で借りることができ、出張や長期旅行に便利なマンションです。家具や家電が備え付けられているため、入居日から快適な生活を送れるのが大きな特徴でしょう。しかし、マンスリーマンションならではのトラブルももちろん存在します。どのようなトラブルが起こりやすいのか、その対策とともにご紹介していきます。 マンスリーマンションで起こりやすい3大トラブル 家具や日常品がすでに備え付けられているマンスリーマンションですが、他の賃貸マンションと同様にさまざまなトラブルが起こり得ます。マンスリーマンションで起こりやすい3大トラブルを見ていきましょう。 1.鍵を無くしてしまった マンスリーマンションで利用されている鍵は、基本「シリンダーキー」と「暗証番号で開錠するデジタルロックキー」が主流です。 シリンダーキーには複数種類がありますが、最近は鍵に4つくぼみがついた「ディンプルキー」を採用しています。ディンプルキーは、ピッキングや複製がされにくいリバーシブルになっており、どちら向きで差しても開錠・施錠できるのがメリットです。しかし、鍵を紛失した場合にかかる交換費用が高額であるというデメリットもあります。運営会社や時間帯、曜日によって多少異なりますが、鍵の再作成費用はおよそ20,000円から30,000円ぐらいだといわれています。決して安いものではないので、なくさないよう気をつけましょう。 デジタルロックキーは、管理会社側であらかじめ暗証番号を設定し、その暗証番号で開錠します。鍵を持たずに開錠・施錠ができる、定期的に暗証番号を変えることができる、鍵がないため紛失の心配がないというメリットがあります。入退去の激しいマンスリーマンションでは、いちいち鍵を交換するのは大変ですし、何よりも手間とコストがかかるので、デジタルロックキーは非常に効率的だといえます。 鍵を開け閉めする際に、すぐに見つからないなどといったことはよく起こります。鍵をなくさないための予防策としては、鍵に大きめのキーホルダーや鈴を付けたり、外出時はお財布の中やバックのポケットなど、常に同じ場所に入れておくことが大切です。また帰宅した際は、必ず決まった場所に鍵を保管しましょう。 2.テレビ、エアコン、IHコンロなどが壊れてしまった お部屋を契約したときに交わした契約書にもよりますが、もともと備え付けだったエアコンやテレビ、IHコンロなどの設備が何らかの理由で故障した場合、一般的には管理会社が費用を負担し修理することになります。 しかし、洗面所のミラーを割ってしまった、ガスコンロを掃除中に壊してしまったなど、自分の不注意で設備を壊してしまった場合は、自己負担になることが多いので注意が必要です。どんな理由であれ備品が壊れてしまった際は、管理会社へ連絡をして指示に従うようにしましょう。 3.隣人と騒音のトラブルになってしまった 色々な人が生活をするマンションで大きな問題となるのは、「騒音」についてのトラブルです。廊下を歩く足音やドアの開け閉め、テレビの音など、ちょっとした音がクレームになることもあり得ます。また、ゴミ出しにおいても注意が必要です。今まで住んでいた地域とは異なる分別方法を求められる場合もあるので、ゴミ出しのルールについては入居時にしっかりと確認しておきましょう。 まとめ すぐに生活できて何かと便利なマンスリーマンションですが、月契約のため常に色々な人が出入りするのも事実です。鍵をなくしてしまった、家具・家電を壊してしまったというような自らが原因となるトラブルだけでなく、騒音などの隣人が関係するトラブルも起こり得ます。自分で解決できない場合には、管理会社に相談しましょう。早めに解決することで、より快適にマンションライフを送ることができます。