福岡・博多の豆知識 第9弾
福岡・博多の豆知識 第9弾
魅力ある地方都市ランキングで、福岡市が第1位に!
先端のファッションやデザインを教えてくれる雑誌『BRUTUS』(マガジンハウス発刊)の3月15日号の特集は、「アンチTOKYO?クールLOCAL!」と題し、“魅力ある地方都市ランキング50”。
京都市や札幌市、那覇市や金沢市など名だたる都市を押さえて第1位に輝いたのは、そうです!
福岡市でした。
審査員の一人でもある山本宇一さんはカフェブームの仕掛け人として有名な方です。
福岡にも那珂川に面したカフェ「COMMENT ALLEZ VOUS」や天神の和風カフェ「HARUQUI」をプロデュース。
仕事以外でも福岡に頻繁に訪れているうちに、この街が大好きになったそうです。
山本さんが福岡市の魅力だと感じているのは「変化球を受け止めてくれる懐の深さ」だとか。
古くから大陸との交流があり、アジア的な要素と日本文化がミックスされて、独自の文化として成熟してきたために、誰かが変わったことを始めてもそれを受け止めてくれると言います。
東京出身の山本さんが福岡に来ると足繁く通っている店として紹介しているのは、まさに福岡住民が日常的に通っている店ばかり。
それを見ても「オヌシ!福岡市の魅力の本質が分かっておるな!」と感じます。
たとえば、今泉の「宮原酒店」は昭和初期から続く隠れた名店(?)のカク打ちです。
酒店の一角を利用して飲ませてくれるのですが、酒の肴も美味しいし、なんといっても笑顔で迎えてくれる看板おかあさんが魅力です。
それに鳥皮で有名な薬院の「とりかわ粋恭(すいきょう)」も常連さんでいつも満員の焼鳥屋さん。
また、福岡市民にはお馴染みの24時間営業のチェーン店「ウエストうどん」も紹介されています。
すべて安いにもかかわらず、ここの揚げたてかき揚げ、丸天など絶品です。
変化球を受け止めて、独自の文化として成熟させる土壌ができている福岡の街から、これから何が生まれてくるか楽しみだと期待されています。
福岡人よ!
この魅力を改めて認識したいですね。