マンスリーマンションの費用を抑える方法
ビジネスや旅行、イベントなどである一定の期間だけ
自宅から離れることになったということもあるでしょう。
そんなときに生活拠点として検討していただきたいのが
マンスリーマンションです。
備え付けのキッチンで自炊もできるため
滞在にかかる費用を抑えられるでしょう。
また、マンスリーマンションは長期で滞在するほど、一泊あたりの料金が安くなっていきます。
そのため、長く利用すればするほど
一般的なホテルよりも宿泊費を抑えることが可能です。
一方で、滞在する日数が短期の場合はどうなのでしょうか。
料金を比較してみると、「近隣ホテルの利用でも良いのでは?」と
迷いが生じることもあるかもしれません。
ですが、短期であっても、実は工夫次第でホテルより
マンスリーマンションの方が安く済ませられます。
今回はマンスリーマンションに短期間滞在したいとき
できるだけ費用を抑える方法をお話していきます。
①備品の少ない物件をチェックし、持ち込める備品は自分で用意する
一般的にマンスリーマンションは寝具や家具類、基本的なキッチングッズなど
生活に必要なものが備え付けられています。
ですが、ほとんど用意されていない物件もあります。
そのような備品の少ない物件の場合は利用料が安いことが多いため
よりリーズナブルに利用できるでしょう。
長期利用の場合は備品が少ないと別途オプションで利用したり
自分で用意をしたりと不便を感じる場面が多いかもしれません。
しかし、短期利用ならば少しの間だけだと割り切れるので
使用するアイテムも最小限で済むことがほとんどです。
また、最初から利用料に含まれているアイテムであっても
自身で持ち込めるのであれば、管理会社に交渉をしてみるのも手です。
使ったあとにはクリーニングが必須になる寝具類を持ち込んだり
調理器具を用意したりすることで、利用料金が下がることもあります。
調理器具ならば一時的に紙皿や紙コップを使用するなど
100円ショップのグッズを上手く活用すると良さそうです。
もちろんすべてのマンスリーマンションの利用料が下がるとは限りませんが
一度交渉してみて損はありません。
②水回りは3点ユニットバスを選ぶ
お風呂・洗面台・トイレについてはよく考えていた方がよいでしょう。
それぞれが別のスペースになっているものは、マンスリーマンションの
利用料が高くなってしまうからです。
参考までに、マンスリーマンションの部屋の説明には
このように書かれていることが多いでしょう。
バストイレ別・独立洗面台
お風呂とトイレの場所が別になっている。
独立した場所(主にお風呂の脱衣所)に洗面台がある。
洗面台が別になっているので、鏡を見ながら身だしなみを整えることができ
ヘアケアグッズやコスメなどの置き場としても活用できる。
2点ユニットバス
お風呂と洗面台が同じスペースにある。
湿気に弱いもの、濡れてはいけないものは洗面台に置くことはできない。
一般的に3点ユニットバスよりも浴室・浴槽が広めで、トイレは別室にある。
3点ユニットバス
お風呂と洗面台、トイレが同じスペースにある。
2点ユニットバスと同じく、濡れてはいけないものは洗面台に置くことはできない。
2点ユニットバスよりも浴室・浴槽が狭い。
このように、水回りの充実度からすると
「3点ユニットバス」<「2点ユニットバス」<「バストイレ別・独立洗面台」
になります。
マンスリーマンションの利用料から考えると逆の順番になり
3点ユニットバスの物件がいちばんリーズナブルになります。
お風呂でゆっくりと過ごしたいという希望があったり
独立した洗面台で身だしなみを整えたりしたいと考えているのであれば
3点ユニットバスではやや不便を感じるかもしれません。
しかし、短期の滞在であれば割り切ってしまった方が
安く済ませることができるでしょう。
お風呂の問題に関してはマンスリーマンション周辺にある銭湯や
スパ施設を利用して、上手く気分転換をしている方も多いようです。
まとめ
このように工夫次第で、短期間であっても
マンスリーマンションの方が費用を抑えることができそうです。
ただし、ここで注意したいのが最短で契約できる日数です。
マンスリーマンションの管理会社によっては「最短でも〇日間の契約」と
規約で決まっていることがあり
それより短い日数では部屋を借りられないといったケースもあるでしょう。
いざ契約の状態になってからがっかりしないよう、自分が希望している短期でも
契約することができるのかを確認するようにしてください。